『小さな蕾』高島徳松

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今日、注文していた「小さな蕾」2022年2月号が届いた。

 

特に楽しみにしていたのは、瀬戸市新世紀工芸館の学芸員である伊藤かおりさんが書かれた「明治の陶磁シリーズ45」についての記事だ。

 

記事では初代高島徳松について詳しく紹介されており、彼の生い立ちから半生に至るまでの詳細が記されている。

 

高島徳松に関する文献はなかなか手に入らないため、非常に参考になった。

 

特に印象に残ったのは、瀬戸蔵ミュージアムに所蔵されている白磁のコップの紹介だ。

 

高さ11.0㎝、口径9.1㎝というそのコップは

 

「紙のように薄く、透けるように白磁によるコップ」とのことで、

 

明治期の超絶技巧を感じさせる逸品だ。

 

ぜひ実物を見てみたいものだ。

 

 

 

 

今回初めて「小さな蕾」を手に取ったが、古美術や骨董について「知る・買う・使う」をやさしく解説している点が非常に面白い。

 

特に豊富な連載や店舗紹介、全国の美術館や博物館、骨董市の最新情報、注目の展示会など、情報が盛りだくさんである。