Back to 瀬戸磁器

説明

 

染付沢鳫水鳥文

 

法量

径:18.8㎝
器高:3.5㎝

 

※まだHP作成途中でテスト用に掲載したものです。2025年までは、販売・購入できません。

 

加藤友太郎

加藤友太郎(1851年-1916年)は、愛知県瀬戸市で陶工・加藤与八の二男として生まれました。明治7年(1874年)、同じ瀬戸出身の陶芸家・井上良齋を頼って上京し、内務省山下門勧業寮の製陶試験伝習所で学びました。

 

その後、1877年に江戸川製陶所に入り、工場長として働きました。1882年、地質調査所付属陶器試験所からドイツ出身のゴットフリード・ワグネルが作った欧風窯を譲り受け、「友玉園」と命名して独立しました。

 

ワグネルに師事し、新技術の釉下彩を学びました。1899年には、朱や黄色、紫色の焼出しに成功し、「陶寿紅」と呼ばれる赤色の顔料を開発しました。これにより、鮮やかな彩画を施した作品を多く残しました。また内外の博覧会や共進会に出品し、多くの賞を受賞しました。