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説明

 

 

染付四君子蓋付組湯呑

 

【寸法】蓋含まず

 

(大)径約7.3㎝ 高さ約8.8㎝

 

No1065

 

四君子文(しくんしもん)
梅・菊・蘭・竹を四君といい高貴なところで四君に似ているということで、中国の宋の時代に好まれた文様です。 君子とは、徳が高い人格者で、清らかで高潔な人のことをいいますが、君子として持つべき心がけを、この4つの植物に見出し、草木の中の君子として称えたものとされます。竹は清廉潔白を表し、蘭は紳士的な品格を象徴し、梅は芸術的な高潔さを示し、菊は不撓不屈の意志を象徴します。これらの花を組み合わせて描かれた絵画や詩は、高貴な美意識や精神的な価値観を表現するために使用されます。

 

 

※まだHP作成途中でテスト用に掲載したものです。販売・購入はできません。

 


 

タイトル

河本礫亭

 

祖父米四郎の代から瀬戸祖母懐で製陶業を営む家に1894年9月17日生まれる 。本名舜二。23歳の頃から父善四郎に染付技法を伝習。

 

大正3年(1914)陶磁器品評会 にて最最高賞優等賞を受賞。平和博、 パリ万博 など多くの博覧会にて受賞多数。大正13年(1924)には 瀬戸で最初の陶芸家グループである「陶均会」のメンバー となり、昭和7年 1942年には「 作陶会」 顧問に迎えられるなど、当時の瀬戸陶芸会を代表する 一人であった。

 

昭和24年 1949年 日本政府よりトルーマン大統領に贈呈の大飾壺の制作を委嘱される。昭和27年 1952年 愛知県知事より文化功労表彰。昭和34年 1959年 皇太子殿下御成婚祝典用 の御盃制作。昭和35年 1960年 藍綬褒章を受ける。昭和47年 1972年 愛知県指定無形文化財「染付磁器」 保持者に認定。昭和50年 1975年1月10日 逝去