美を養う:父の想いを形にする藍色のサインボード

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新しいサインボードが完成しました。

 

このサインボードには、父が遺してくれた「美を養う」という言葉の思いを、私なりの形で表現しました。

 

今回のデザインは、父が愛した瀬戸染付の器をイメージして作り上げました。

 

瀬戸染付の美しさを象徴する藍色を背景に使用し、その上に白地の文字で「美しく 養う」という言葉をシンプルに配置しました。

 

この文字には、余計な装飾を加えず、伝統的な趣きを保ちながらも現代的なシンプルさを意識しました。

 

どうしても瀬戸染付の藍色を使いたかった理由は、染付の藍色には、その濃淡だけで美しさを表現できる力にあります。

 

墨絵やモノトーンの映像のように、見る人の感性や想像力を引き出す奥深さを持ち、その深みと透明感には、静けさと力強さ、そして遊び心が共存しています。

 

まさに父が愛した古美術の象徴そのものだと感じています。

 

さらに、このデザインには透明なボードを使用し、文字が浮かび上がるように工夫しました。

 

その背後には木材を組み合わせ、木の温かみと藍色の深みが自然と調和するようにデザインしています。

 

木材の柔らかな質感と藍色の力強さが絶妙なコントラストを生み出し、訪れる方々に美しさと安心感を同時に届けられたらと思っています。

 

このサインボードは、ギャラリーを訪れる方々に瀬戸染付の美しさ、そして「美を養う」という言葉に込められた父の想いを伝えるための第一歩。

 

「美を養う」という思いは、ただ美しいものを見て楽しむだけではなく、それが心を育み、生活そのものを豊かにする力を持っていると私は考えています。

 

ギャラリーオープンにはまだまだ時間がかかりそうですが、父の想いを形にすることができた喜びと、これからの新しい挑戦へのワクワク感が私の中に広がっています。

 

どうぞこれからの活動にご注目ください。