還暦を過ぎて、
もう一度、新しいことを始めたい。
そんな思いが、この一年でぐっと強くなった。
思い切って中古の軽バン、
ハイゼットカーゴを手に入れた。
相棒ができた。
その軽バンで、
岐阜や愛知の古物市場へ足しげく通った。
古道具や骨董、古美術を生業とする先輩たちの中に入り、
何度も話を聞き、
時には揉まれ、
現場の空気を体で覚えた。
そこで知った。
これは決して簡単な世界ではない、ということ。
看板を出せば商売になる、
そんな甘い世界ではない。
正直、甘くない。
でも、その厳しさが面白い。
一歩進んで二歩下がる日々。
まさに365歩のマーチ。
それでも、不安よりワクワクのほうが少しだけ勝った。
若い頃、アメリカ・アトランタで
大工の手伝いをしていたあの感覚。
手を動かし、学び、挑戦する時間が、
いま心地いい。
有名な木工作家との出会いにも恵まれ、
技術を少しずつ学びながら、
古いものを直し、整え、
次の世代へつなぐ喜びを知った。
大きくなくていい。
小さな古道具屋でいい。
小さなSDGsでいい。
慎重な自分だからこそ、
まずはやってみる。
4月19日。
招待制のプレオープン。
小さな小さな古道具市。
顔の見える方を招いて、
静かにスタートを切る。
並べる。
見てもらう。
話す。
感じる。
試してみる。
その様子も、このインスタで少しずつ伝える。
還暦からの新しい挑戦。
NO FURUDOUGU, NO LIFE






