華甲 

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今日は特別な日でした。

 

This day marks the first step towards a new life for me.

 

今年の7月私は還暦を迎えます。

 

それに関連して、人生の先輩から「華甲」という言葉を教えて頂きました。

 

この「華甲」の言葉を知ることで、これまでの還暦に対するイメージが一変し、新しい人生への一歩を踏み出す気概が胸に芽生えました。

 

 

還暦とは、干支・十干の組み合わせが60年で一巡することから、「元の暦に還る=還暦」と呼ばれるようになりました。

 

 

干支とは、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支で、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」です。 干支十干はこの2つを組み合わせた暦で、よく干支が一回りというと12年ではないのかと思われていますが、十干の10と十二支の12の最小公倍数である60年が干支の一回りにあたります。

 

 

還暦の具体的な意味は、最初の干支に戻る年に当たり、人生が一周し、新たな人生のスタートに向けて家族や身近な人たちがその長寿をお祝いするもの。

 

通常、数え年で61歳が還暦とされ、この節目は一つの人生を完結し、新たな人生が始まるという意味を込めています。

 

お祝いの品には、赤子のような無垢さや新しいスタートを象徴する赤色の頭巾やちゃんちゃんかなどが使われます。

 

言い換えれば、還暦はファーストステージを健康に終え、新しい人生のスタートを迎える特別な瞬間を象徴しています。

 

この時点で、人は赤ちゃんのような無垢で真っ白な気持ちに戻り、次なるセカンドステージに生まれ変わるということでしょう。

 

一方、「華甲」も同じく還暦を祝うもので、その呼称が持つ華やかな響きは、還暦が年齢を感じさせるものとなる一方で、優雅で華麗なイメージを与え、新しい人生の始まりを明るく迎えることを感じさせてくれます。

 

そして、今日は中川さんから多くの学びと60歳を迎える私に「華甲」という素敵な言霊を与えていただき、感謝しています。

 

中川さん、ありがとうございました。